突然の別れに・・・
【 森 美根子 様 】
最愛のご主人を送って・・・
突然の別れに・・・
2017年、主人がステージ4の癌であると診断され余命1年の宣告を受けました。いつその時が来るのかと、戦々恐々としておりました。覚悟はしていたのですが、その時は、私たちが好むと好まざるとに関わらず、当然に非日常に放り込まれてしまったように感じておりました。病院からは4時間以内に退去をお願いしますと言われていました。
故人に対する敬意の念・・・
朝5時だと申し訳ないと思い、2時間待って7時にいわさきに電話しました。しっかりとした対応にとても安心感を覚えました。病院に迎えに来た時からずっと故人に対する敬意の念にあふれていて、その姿勢や態度はどこまでも変わる事はありませんでした。その時の光景を思い起こすと今でも涙が溢れてきます。
素晴らしいスタッフの対応・・・
一家の大黒柱である主人が亡くなったその時から、遺族は常に孤独で緊張と隣り合わせの時間を過ごして参りました。でもいつも気が付くと傍にいわさきの担当やスタッフの方がいてくれて、全く押しつけがましくなく、それは仕事の一環だと感じさせない自分の身内の事のように対応をしてくれました。私からの希望で家族の傍にいていただきたいとお願いした長尾さんは、自然体でいつも傍にいてくれ、困ったことにならないように小さな声でアドバイスをしてくれるなど、孤独な中にもう一人の身内がいるような安心感がありとても心強かったです。
最後は自然にかえる・・・
遺族の孤独や緊張に対しての押しつけがましさがなく、常に傍にいてくれる安心感を通じて、日本の伝統的な葬儀の在り方をいわさきのスタッフの方々に教えて頂きました。最後は土にかえる・森羅万象・自然と一体になる・生の延長線上に死があり、忌み嫌うものではなく隠すものでもないという事、そして死というものは決して非日常ではなく、日常の延長線上にあるのだという事を知りました。葬儀が終わり、今満足しております。色々な事を思い返しては心があたたまります。いわさきで葬儀をして良かったです。本当にありがとうございました。