愛と祈り いわさきグループ     〜互助会・ご結婚・ご葬儀・お仏壇〜
コラム

 
鎌倉街道物語

【その五】熊野神社と杉の老大木
くまのじんじゃとすぎのろうたいぼく
 元弘三年(一、三三三)九月八日、鎌倉攻めの為上野国(群馬県)を出陣した新田義貞が翌九日この地(入間市下藤沢)に着陣したところ、南方より一羽の白い烏が飛来し義貞の旗上に止まりました。義貞は、これを称え“日本一霊験あらたかな紀州熊野宮の飛竜の神の援護”と喜び出陣し、遂に鎌倉攻めに勝利。帰途再びこの地に立寄り神社を建立、飛竜神社と名づけました。その後、社を村の中央に移し、今の熊野神社になったといわれています。
 境内には、その当時植えられたと伝えられる推定樹齢六七〇年の杉の老大木がそびえ立っています(入間市指定天然記念物、高さ約二十メートル)。又、この境内で行われる“藤沢の獅子舞”(入間市無形文化財)は、五穀豊穣、無病息災を祝い、祖先の霊に感謝を捧げる舞として今に伝えられています。