愛と祈り いわさきグループ     〜互助会・ご結婚・ご葬儀・お仏壇〜
コラム

 
鎌倉街道物語

【その弐】七曲井   ななまがりのい
 西武新宿線入曽駅近くにあるこの井戸は、すり鉢状の形になっており、武蔵野台地に残る数少ない漏斗(ろうと)状井戸の典型といえます。
 この井戸の起源については、建仁2年(1202年)との説があるのですが、確かではなく、平安時代中期に開拓と交通の便のため武蔵国府により掘られたものではないかと推定されています。井戸は、文献によると文永7年(1270)を初めとして宝暦9年(1759)まで数度にわたり修復されたことがわかります。その後、使用されなくなり、ごみや土砂が堆積していたものを昭和45年に発掘し、復元しました。
 井戸の周囲は70メートル余り、直径18~26メートルで、地表から約10メートル下ったところに井桁があります。
埼玉県指定文化財〔記念物・史跡〕
昭和24年(1949)2月22日指定。